選ぶ勇気。

私は、一つのことを選ぶのが苦手です。

物事には、色んな選択肢があって、

その中から一つを選ばなければいけないなんて、

なんだか損な気がしてしまいます。

それでも、

選ばなければならないのが、世の中。

できるだけ、妥協点を選びたい。

ベストでなくて、ベターを。

最近思うのは、

選ぶことって、ものすごいエネルギーを使う気がします。

何にでも、長所と短所があって

それを加味したら、総じてよく見えたり、悪く見えたり。

そこから、自分の信じるものを選ぶことって、

なかなか簡単にはできません。

嫌いになる、でなくても

断る、というのも同じです。

断ることで、自分自身にのった荷物を

少し減らすことができます。

わかっているけれど、そのあと一歩が

出せないんですよね。

相手の大変さ、痛み、時にはずる賢さ

そんなような感情が黙っていても伝わってきて、

ある種の威圧ともとれるほどに

覆いかぶさってくるので。

あぁ、仕方ない・・・。

になってしまいます。

断ったら、そんな自分が非情な人間に思えて

許せなくなりそうになりませんか？

ですが。

断ること、嫌いになることは良いことだと

私は思います。

自分の精神衛生上、と言ったら

少し語弊がありますが

メンタルの安定にこの二つは必要不可欠と思うのです。

ないものを増やすより、

あるものを捨てていく、ほうが

HSPさんやACさんはやりやすいのではないでしょうか。

ないものを増やす、というのは

奥深いアマゾンの

知らない不気味な食べ物を生で食すのと同じぐらい

危険なもの、というのに似ている気がします。

そして結果的に、

気が滅入ったり、そこに追いつけない自分に落胆するのでは、

と個人的には思います。

それならいっそ、

持っていた荷物から、ここ１〜２年使ってなさそうな

大きい荷物から捨てていくことのほうが

少し楽な気がします。

そういう私も、

まだちゃんと整理ができていないので、

なかなか難しいですが頑張りたいと思います。