こ と ほ ぎ 。

ふとした日常の、何気なく感じた、そんなことをつぶやいています。

HSCであるということ①

 

前回、共依存HSPについて書きましたが、

今回も真面目シリーズを。

長くなるので2記事に分けました。

 

 

私は、「どうして生きにくいんだろう」と感じてから

本やらネットやらを漁るうちに『HSP』という言葉を知ったのですが、

最近過去を振り返る機会があって、調べていたところ

『HSC』という言葉を知りました。

 

HSP・・・人一倍敏感な人

HSC・・・とても敏感で繊細な子

 

HSPの子供版がHSC、になるのでしょうか。

文献によっては、HSCであっても

その後の成長過程の中での思考発達によって典型的HSPとはなりえず、

至ってポジティブになりうる、

そのため、HSCが必ずしも将来的なHSPとは限らないというような

記載もありますので、

HSC=HSPというのは、少し語弊があるのかもしれません。

毎回のことですが、

書いていることは私感なので、間違っていることがあるかもしれませんし

不快なことを書いているかもしれません。

その点はご容赦くださいね。

 

私は、完全なHSCであったな、と思います。

2歳頃から自家中毒を発症、よく病院通いをしていたのを覚えています。

幼稚園に入れば、友達の些細な言葉で体調を崩し休んだり、

周りの子よりも大人びた発言をしたことが連絡帳に書いてあり

母親や祖母に褒めてもらったことがありました。

今でも、覚えているのは

友達の輪に入れず、教室の隅で一人で遊んでいた子に

「一緒に遊ぼう!一人で遊ぶより、みんなで遊んだ方が楽しいもんね!」

といったこと。

このエピソードを担任の先生から聞いた母と祖母は

とても喜んで、褒めてくれたのを強く覚えています。

でもこれ、本心ではなかったな、となんとなく思うのです。笑

その子が醸しだす雰囲気、先生の存在、

一緒に遊んでいる友達との相性。

どう言葉にしたら先生は喜んでくれるか?

どう言ったら、その子は安心してくれるか?

どうしたら、みんなに嫌われないか?

全てを計算した上でベストな回答を出した、というわけです。

これを親に言うと、

「そんなこと子供なのに考えるはずないでしょ〜笑」

と言われますが・・・。

 

「みんなで遊んだ方が楽しいもんね」という言葉。

(今思えば)気持ち悪いほど、第三者的。

「一緒に遊ぼう!楽しいよ!」ならわかるけど。

 

『お友達思い』的な発言をよくしていましたが、

友達と遊ぶことがとても楽しかったか、と言われると

常に友達に気を使っていたので、

全然楽しめなかったな、という記憶があります。

「見られている」感でよく緊張していた記憶もあります。

学芸会でも異常に緊張し、苦手でした。

そんな中に朝から午後まで、週5日行っていたら

そりゃあ自家中毒にもなります。

(ちなみに、卒園式当日も自家中毒でしたが、母に連れ出され、ゲーゲー吐きながらホールの後ろで友達の後ろ姿を見ていました。笑)

 

小学1〜2年生の頃は特にひどく、

授業での失敗や友達関係で嫌な雰囲気を察知すると自家中毒が悪化。

朝体調が悪くなり学校を休むも、午後には完全復活。

登校途中で嘔吐したり、朝学習中に嘔吐して意識がなくなることも

多々ありました。

「お腹いたい。学校行きたくない」というたびに

親を悩ませ、激怒させ、呆れさせ・・・。

最初は休ませてくれたものの、

次第に「ズル休みでしょ、いいから行きなさい」と

乱暴に起こされて無理やり着替えさせられ、

ランドセルを背負わされて玄関から放り投げられたことも。笑

「迎えに来てもらえますか?」という電話に対し、

「いつものことなので、保健室で休ませていて下さい」と

返事をした、と保健室の先生が苦笑いしていたのを覚えています。

私自身、そんな親の態度に傷ついていきました。

 

 

私の場合は、

・友達付き合いが苦手

・周囲の感情変化に左右されやすく、具合が悪くなる

・言葉の裏にあるものが、表情や声質から伝わってくる

・大人びた言い回しをする

・外で遊ぶより、読書をしていたい。(体育が猛烈にキライ)

・知った人の中だと自分の力を発揮できるが、知らない人がいる場では失敗する

・ものごとを深く考えて疲れ果てる。

などなど。HSCあるあるばかりです。

自家中毒も、大抵は10歳頃で落ちつくのですが、

高校を卒業するまで(その頻度は少なくなりましたが)続きました。

アラサーを迎えた今でも、

自律神経失調症に悩まされています。

(最近は病院通いで少し復活。昔より断然、元気な日が多いです。)

 

 

〜〜〜☆②に続きます〜〜〜