こ と ほ ぎ 。

ふとした日常の、何気なく感じた、そんなことをつぶやいています。

HSCであるということ②

〜〜☆①の続きです〜〜〜

 

前記事の通り、

小学生の頃の一連の事件(と私は呼んでいます。笑)を経て

私は両親に頼ることをやめてしまいました。

というか、頼りたくなかったのです。

親の険悪な雰囲気まで感じとった後の処理能力など

当時は持ち合わせていなかったので。

(今は、それなりに良好ですよ。)

 

当時を振り返れば、

学校でも神経を使い、家でも神経を使い、

楽しいことを楽しい!と思った記憶がありません。

それほど、周囲の変化に絶えずアンテナを張り

緊張して生活していたのだと思います。

両親祖父母は

「手がかからなくて、育てるのが楽だった。ただ、怒ったりしたら手がつけられなかったけど」と言います。

毎日毎日緊張してたんだこっちは!

その糸が切れたら・・・想像できるだろーーーーーー!!!

と、声を大にして言いたい・・・。苦笑

 

とにかく、

HSCは小さな頃は手がかからない子、なのかもしれません。

学校では「優しく、気遣いのできる子」として

評価してもらえるかもしれません。

それでも、もし私のように

自家中毒があったり、友達付き合いが苦手だったり

学校に馴染めないようなことがあれば、

HSCかもしれません。

「学校に行きたくない」と突如として言い出すことがあれば

どうして行きたくないのか、

ゆっくり話を聞いてあげて下さい。

ただ、「どうして?」ばかりだと、

きっとHSCである子は混乱してしまうと思うので

(表現しにくい感情として持っていることもあるので。)

その時は、本人の思いを尊重してあげて下さい。

そして、「少し休んで良いよ」と

抱きしめてあげてください。

 

自分と友達、友達と友達、先生と子供、大人同士。

そんなたくさんの「空気」を知らずに読んでしまうことが

いかに疲れることか。

空気を読むことに疲れて、読まないフリをして

周囲を混乱させることも出てくるかもしれません。

「空気が読める」「気遣いができる」

「物事を冷静に進められる」

など、

裏を返せばHSCは個性であり、素敵なギフトだと思います。

 

そのギフトで悩まないように、

一緒に歩んであげることが、親御さんのできること、

と思います。

解決策を探すのではなく、ギフトを大切に持っていられるよう

支えてあげること。

落とさないように、壊さないように。

 

多少ひしゃげたって構いません。

落としたり、壊れたりした時、その子の個性は潰れ、

自分自身に自信を失くし、自分の内に閉じこもってしまうかもしれません。

そうなる前に。

一番近くにいる、お父さんお母さん、家族みんなに

HSCであることを知ってほしいのです。

 

まだ考え段階ですが、

いずれ、HSCを中心とした子供の居場所作りやその両親の交流の場

HSPである方の息抜き場が作れたら良いなと思っています。

5人に1人、と言われるHSPですが、程度は様々ですし、

自覚の有無も様々です。

いずれにしろ、

悩んでいる方同士のつながりを作ることができれば良いなと

思っています。

 

 

あれやこれやと書く内に長くなりました・・・(汗

また、気が向いた時に書いていきますので、

よろしくお願いします☆*:.。.